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「赤い橋の下のぬるい水」
2001年 日本 119分

監督:今村昌平
製作:豊忠雄、伊藤梅男、石川冨康
プロデューサー:飯野久
製作総指揮:中村雅哉
企画:猿川直人
原作:辺見庸
脚本:冨川元文、天願大介、今村昌平
撮影:小松原茂
美術:稲垣尚夫
編集:岡安肇
音楽:池辺晋一郎

出演:役所広司、清水美砂、中村嘉葎雄、ミッキー・カーチス、矢野宣、坂本スミ子、北村有起哉、小島聖、ガダルカナル・タカ、夏八木勲、不破万作、北村和夫、倍賞美津子

この前の「カンゾー先生」に感化されて借りてきた今村昌平作品観賞3作目の作品。
今回は「赤い橋の下のぬるい水」を観た。
いやぁ…エロかった。けどやっぱり面白かった。
やっぱり今村昌平は最期まで巨匠だったな。

エロティックで喜劇的でそして狂気に満ちている。
今村昌平はこうでなきゃ。

とりあえずスゴく面白かったのだが何を書けばいいのかわからない。笑
本当に面白いのだが何を言いたかったのかってなると…。
男にとって女は必要ってことなのかな。女から流れる水は男にとってのカタルシスとかそんなことなのだろうか…。
また数年後観てみたいと思う。

そういえばこの脚本を書いている冨川さんに学生時代脚本の授業をしてもらったことがあったことを思い出した。

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「きょうのできごと a day on the planet」
2003年 日本 110分

監督:行定勲
プロデューサー:飯泉宏之、古賀俊輔
原作:柴崎友香
脚本:行定勲、益子昌一
撮影:福本淳
美術:山口修
編集:今井剛
音楽:矢井田瞳
エンディングテーマ:矢井田瞳
助監督:川口浩史

出演:田中麗奈、妻夫木聡、伊藤歩、柏原収史、三浦誠己、石野敦士、松尾敏伸、池脇千鶴、山本太郎、椎名英姫、北村一輝

やっぱり一番に言いたいことは田中麗奈が可愛すぎたってことかな。
それ以外に言いたいことはない。笑

いや冗談だが、本作は何の変哲もない日常でも世界と繋がっているということを伝えたかった映画のようだ。
それならば惜しいなという印象。
映画自体はまったく退屈しない。本当に日常を映しているだけなのに何故か面白いのだ。しかし世界と繋がっているという印象を与えるかというとそうでもないように思える。

本当に何にもないのだから。
まぁ、それでも面白いと思えたのは自分が登場人物たちと同年代だったからってのも大きいかもしれない。
そうでなかったら何だこの映画で終わってしまったかもしれないのだから。

「ジョゼと虎と魚たち」なんかに雰囲気は近いかもしれない。


「ヴァイブレータ」
2003年 日本 95分

監督:廣木隆一
製作:高橋紀成
プロデューサー:森重晃、青島武
原作:赤坂真理
脚本:荒井晴彦
撮影:鈴木一博
美術:林千奈
助監督:宮城仙雅

出演:寺島しのぶ、大森南朋、田口トモロヲ、戸田昌宏、高柳絵理子、牧瀬里穂

この脚本の評価が良かったために観てみた作品だったのだが期待したわりに退屈な作品だった。
結局何を言いたいのかわからないままに終わってしまった。
この監督のフィルモグラフィーを見てみたが大した作品がない。
本作「ヴァイブレータ」は評価良かったみたいだが本当なのだろうか。
何だか借りてきて損しちゃった。



「カンゾー先生」
1998年 日本 130分

監督:今村昌平
プロデューサー:飯野久、松田康史
原作:坂口安吾
脚色:今村昌平、天願大介
撮影:小松原茂
美術:稲垣尚夫
編集:岡安肇
音楽:山下洋輔、栗山和樹
助監督:桑原昌英

出演:柄本明、麻生久美子、ジャック・ガンブラン、松坂慶子、世良公則、唐十郎、田口トモロヲ、金山一彦、小沢昭一

今村昌平作品は「うなぎ」しか観たことはない。
その狂気に満ちた人間の性や欲望、本質といった部分に惹かれて今村昌平作品の虜となった。
本作「カンゾー先生」もそういった意味では正に今村昌平作品である。
肝臓に魅入られた町医者。男の性の捌け口となり、淫売呼ばわりされる娘。
主人公たちを取り巻くキャラクターたちもどこか奇妙だ。
そんなキャラクターたちで紡がれる脚本はとても魅力的だ。
優れた演出力、魅力的なストーリー、そして構成力、どこから見ても超一級作品だ。
面白いというよりもスゴいと思えた作品だった。


「ワンダフルライフ」
1999年 日本 118分

監督:是枝裕和
プロデューサー:佐藤志保、秋枝正幸
ゼネラルプロデューサー:重延浩
企画:安田匡裕
脚本:是枝裕和
撮影:山崎裕
美術:磯見俊裕、郡司英雄
編集:是枝裕和
音楽:笠松泰洋
照明:佐藤譲
録音:滝澤修
助監督:高橋巌

出演:ARATA、小田エリカ、寺島進、内藤剛志、谷啓、伊勢谷友介、由利徹、横山あきお、原ひさ子、白川和子、吉野紗香、志賀廣太郎、内藤武敏、香川京子

この作品はとても惜しい作品だった。
実際テーマやストーリー、アイデアは面白かった。
前半部分の死んだ人々の思い出を語るシーンは、動きがまったくないにも関わらずセリフやリアルな人物の動きで飽きをまったく感じなかった。
だが後半で描かれるそれを演出しようというシーンは無理やりだった印象が抜けきれない。
人生を収録したテープがあるにも関わらずそれを演出するのは何故なのかといった疑問も解消されることはない。
是枝監督が好きなら本作は観る価値は大いにあるだろうが、それでもやはり厳しい評価にせざるを得ない作品だった。
決してつまらない作品ではないのだけれどね。
これまでの是枝監督の作品を観てしまうとどうしても評価は下がってしまうかもしれないな。


「空中庭園」
2005年 日本 114分

監督:豊田利晃
プロデューサー:菊地美世志
企画:孫家邦、森恭一
原作:角田光代
脚本:豊田利晃
撮影:藤澤順一
美術:原田満生
衣装:宮本まさ江
編集:日下部元孝
主題歌:UA『この坂道の途中で』
照明:上田なりゆき
録音:柿澤潔
助監督:宮城仙雅

出演:小泉今日子、鈴木杏、板尾創路、広田雅裕、國村隼、瑛太、今宿麻美、勝地涼、ソニン、永作博美

期待していた作品だったのだが、思っていた以上につまらない作品だった。
何よりも登場人物設定が下手糞だ。
俳優たちがいかにもセリフを喋っているという印象で観ていて違和感が溜まってしまう。
それは俳優に責任があるわけではなくて脚本がおかしいのだ。
この映画で描かれる家族はヒビがある家族を演じている。
ソニンが学芸会だと映画の中で語るが映画自体が学芸会のように見える。
演出もどこか意図がありそうでそこまで深い意図がない。
なんだかとても半端な映画であった。


「東のエデン 劇場版Ⅰ The King Of Eden」
2009年 日本 82分

監督:神山健治
アニメーション制作:プロダクション I.G
原作:神山健治
脚本:神山健治
キャラクター原案:羽海野チカ
キャラクターデザイン:森川聡子
総作画監督:中村悟
美術監督:竹田悠介
色彩設計:片山由美子
撮影監督:田中宏侍
音楽:川井憲次
3D監督:遠藤誠
副監督:吉原正行

声の出演:木村良平、早見沙織、江口拓也、川原元幸、齋藤彩夏、斉藤貴美子、田谷隼、松谷彼哉、岩尾万太郎、白熊寛嗣、小川真司、五十嵐麗、宮内敦士、檜山修之、森田成一、遊佐浩二

東のエデンもこれからが面白そうな作品なのだがレビューを見るとラストは消化不良で終わるそうだ。
今までのアニメ作品の中でも群を抜いて面白かったのに劇場版で作品としての魅力が落ちるのはとても残念だ。
個人的には今回の劇場版Ⅰは面白かった。
アニメ版の延長として観たので映画としては観れなかったのだが…。
これからセレソンの活動が終局に向かう。ラストでまとめられるのだな。本作はそう思わせ続編に期待させる作品であった。




「パットン大戦車軍団」
監督:フランクリン・J・シャフナー
製作:フランク・マッカーシー
脚本:フランシス・フォード・コッポラ、エドマンド・H・ノース
撮影:フレッド・コーネカンプ
特撮:L・B・アボット
音楽:ジェリー・ゴールドスミス

出演:ジョージ・C・スコット、カール・マルデン、マイケル・ストロング、カール・ミカエル・フォーグラー

この映画も今まで手が出せないでいた映画。
やはり上映時間が長いってのはどこか敬遠しがちになってしまう。
決して嫌いなわけではないんだけどね。

それはいいとして映画のほうは純粋に良かった。
アメリカの国旗が画面いっぱいに映され、その中心で演説をするパットンという幕開けが、とても印象的だった。
今観るとどうしてもこういう演出は皮肉的に見えてしまうのだが真意のほどはどうなんだろうか。脚本をコッポラが書いているってのもあるしわからない。

また戦闘シーンはスゴかった。
ああいう戦闘シーンって今はCGになってしまうから作れないだろうな。

伝記映画としてなかなか面白かった。

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