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マルドゥック・スクランブル 大今良時 著 冲方丁 原作

小説のマルドゥック・スクランブルには戦慄して、鳥肌が立つほど衝撃を受けた作品だったので、漫画のほうも評価がいいことだし期待して読んでみた。

あのとんでもない小説を忠実に漫画にしているという点はとても評価できる。
それも何とこの作者、女性。年齢はわからないのだが、マルドゥック・スクランブルのあとがきを読むとかなり若そうだ。(20代前半?)
そんな方があのヘヴィーでハードボイルド感溢れるマルドゥック・スクランブルを漫画にしているのだから驚く。

小説のほうに比べるとヘヴィーさ、ハードボイルドさはかなり薄れている。ストーリー自体は忠実なのだが、かなりあっさりと描かれている。また、絵のタッチが可愛らしいために余計に小説のほうと雰囲気の差が感じられる。
それは個人的には残念な点である。

さすがに小説と漫画の雰囲気を同じように描くことは漫画家からしてみても辛いだろう。オリジナリティを出すには多少は自分なりに料理をしないといけない。
マルドゥック・スクランブルの場合は原作がヘヴィーであっただけに漫画のほうは手にとりやすいタッチと雰囲気で描いたのだろう。

現在は2巻まで出ているが、まだまだストーリーはこれからだろう。
小説のように時間を忘れて貪るように読みたくなるほど惹きつけられるものはまだないのだが、小説で言えばまだまだ1巻の終盤辺り。
これから加速していくというところであるので、漫画も次巻が気になるところだ。

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