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THE HILLS HAVE EYES(ヒルズ・ハブ・アイズ)
2006年 アメリカ 107分

監督:アレクサンドル・アジャ
製作:ウェス・クレイヴン、ピーター・ロック、マリアンヌ・マッダレーナ
脚本:アレクサンドル・アジャ、グレゴリー・ルヴァスール
オリジナル脚本:ウェス・クレイヴン
撮影:マキシム・アレクサンドル
編集:バクスター
音楽:トムアンドアンディ

出演:アーロン・スタンフォード、キャスリーン・クインラン、ヴィネッサ・ショウ、エミリー・デ・レイヴィン、ダン・バード、ロバート・ジョイ

今のホラー映画界を引っ張っていってくれるのはイーライ・ロスとアレクサンドル・アジャの二人だ!

イーライ・ロスはデヴィッド・リンチの弟子(?)でありキャビン・フィーバー、ホステルシリーズなどを手がけ最近ではタランティーノ作品にも参加している。

アレクサンドル・アジャのほうはプロフィールが少なくフィルモグラフィーでしか判断できないがスプラッターホラー「ハイテンション」でデビュー。その後は「ヒルズ・ハブ・アイズ」「P2」「ミラーズ」などヒット作を飛ばしている。このアレクサンドル・アジャ監督が素晴らしい。この監督はホラー界に未来永劫語り継がれる監督だろう(大袈裟…)


そのアレクサンドル・アジャの「ヒルズ・ハブ・アイズ」を観た。
ホラー映画でこれほどテーマ性を持った映画って久しぶりに観た気がする。

簡単にストーリーを説明する。

アメリカにある砂漠地帯。そこは数十年前から核の実験場として数度の核実験が行なわれた。
現在でもその場所は放射能の影響から立ち入り禁止になっている。しかし、そこには放射能を浴びて身体が変異した怪物たちが住んでいた。

そしてその砂漠を通りがかった一家がいた。
家族旅行中に事故で砂漠に立ち往生することになってしまったカーター一家。
父のボブと娘婿のダグは助けを呼びに行くが、2人がいないあいだに怪物たちはトレーラーに残った家族を襲撃。惨劇と化した。
カーター一家は逃げ延びるため家族の復讐を果たすために奮闘する。


もともとはウェス・クレイヴンの「サランドラ」のリメイク作品である本作。
アレクサンドル・アジャによって料理された本作はとにかくゴア表現と息が詰まるような重い展開が満載。
例えば家族が見ている前で父のボブが焼かれたり、ダグの娘婿が怪物たちに蹂躙され殺されたり、次女のブレンダはレイプされたりととにかく酷すぎる。
だがクライマックスにかけてのカーター一家の反撃には拳を高く突き上げるほどの爽快感があった。笑
だがそこに救いがあるかと聞かれればないと言わざるをえない。
救いあるラストではない。
残るのは絶望だけであった。

まったくなんて映画なんだろうか。
これほど衝撃的なホラー映画も久々に観た。
アレクサンドル・アジャ…これからも気になる監督である。

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