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ジュブナイルゲームと言ったら、これ! と言われるほど多くのファンの支持があるアトラスのジュブナイルRPGペルソナ。

そのペルソナの3作目に当たるペルソナ3をプレイしていた…。
10月にプレイし始めて、やっとクリア。
総プレイ時間は約90時間。
長い。50時間程度のRPGでもかなり長く感じるのにペルソナは倍近いプレイ時間。
ちなみに言うと、厳密にはクリアしていない…。
ラスボスまでは何とかたどり着いたのだが、今のパーティーとペルソナのレベルではラスボスに勝てないことを知ってしまったためにバッドエンドを選択してしまった。
ゲームの主人公にあるまじき行為…。
だが、人間らしくていいではないか…(笑


ここまでプレイしたからこそ言いたいが、このゲームそこまで面白いか?
PSP版とPS2版で多少の違いはあるようだ。
アニメーションシーンはカットされており、カットされたイベントも存在する。
だが、それが作品に影響を与えるほどではないだろう。
キャラクターとシステムという、ゲームとしての背骨部分がかなり柔に出来ているように感じた。

ストーリーの悲劇的展開にも関わらず感情移入できない薄さは
ストーリーはキャラクター(特に主人公)からきているように感じる。
主人公は恐らくユーザーが自分に置き換えられるようにあのような人格にされていると思うのだが、それがそもそもの間違いに感じる。

このゲームの攻略に大きく影響するコミュニティーという所謂"信頼度"もキャラクターの薄さから希薄な人間関係にしか見えない。
コミュニティーレベルがMAXになっても上辺だけの付き合いだろと突っ込みたくなるほどだ。
このキャラクターに人格を持たせないとせっかくのジュブナイルというアピールポイントが活かされないと思うのだ。
またコミュニティーのレベルを上げても最大まで上げてしまうとその後の扱いが酷い。何股かければ気が済むんだと呆れてしまうほど異性と関係を持ちまくれる。飽きたら捨てて新しい異性と遊びまくる。
もしかしたらこのゲームの目的はハーレムを作ることにあるのかもしれないと錯覚を起こしてしまうほどだ。


そしてシステム。
これは特に戦闘システムだ。
いかにも作業と言わんばかりの同じことの繰り返しには中盤にさしかかる頃には嫌気が指してくる。ゲームで戦闘システムがつまらないってのは本当に致命的。
これをあと何度繰り返すのかとそんなネガティブな思いさえ抱いてしまうのだからよっぽどである。

ちょっとアトラスというゲーム会社に偏見を抱いていたのかもしれない。
一筋縄ではいかないゲームが多いことからアトラスはゲームに対して真摯に向き合っていると思い違いを抱いていた。
勿論、アトラスの全ゲームを批判しているわけではまったくなくて、自分の中のアトラスなら大丈夫という安心感を綺麗に払拭してくれたということだ。
これなら先に女神転生ストレンジジャーニーをやるべきだったかもしれない。

何だか90時間が勿体無いなぁ。


ただ音楽だけは評価できる。

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